4/10 森のがっこう 報告
こんにちは
「森のがっこう」の新担当の”にお”です 。
遅くなりましたが、新しいブログでの初活動報告です。
昨年度の申込者を対象に行った今回は、5名の参加となりました。
久々の参加者もいてほとんど初顔合わせで、最初はお互いやや緊張をしていましたが、園を出発する頃にはこんな感じでした。
この日の行先は「こうの森農園」。てくてくと歩いて行きます。
何分で到着できるか?、全員でそれぞれ予想をします。
20分、35分、40分。
さて、だれが正解するでしょうか?
安全に気をつけて移動中。
ただ途中には、落ち葉のたまり場など、ちょっとあいさつをしたくなるものがたくさんあります。
定番のこんなものとか
こんなものとか♪
最後の坂を上って到着。 結局、45分が正解でした。
ちょうどこの日は農園の桜が満開。
くもり空の桜が、やわらかい光のなかで白い世界をひろげていました。
こどもたちは、まずはハンモックに
揺られながらのぜいたくなお花見
到着してすぐに”薪(まき)さがし”の使命感に燃え、見つけた薪にキクラゲがついていたので、この顔(ドヤッ)です。
「すごくきれいなのを見つけた!」、と見せてくれました。
たくさんの桜も、ひとつひとつはこんな花なんですよね。
「いろいろな花の形を撮るから、カメラを使わせて!」
そう言って、たくさんの春の花を撮ってきてくれました。
お昼ごはんを作り始める時間になりました。
みんなに声をかけると、サァーッと集まってきて、やりたいことをアピールします。
今日はそれぞれ持ってきた白おにぎりと、おみそ汁を作って一緒に食べます。
まずは全員手を洗って、作業開始です。
おみそ汁の野菜は、この日の朝、日曜市で買ってきた高知のとれたて野菜。
「なに、入れる?」とみんなに聞いたら、春キャベツ、にんじん、スナップエンドウが選ばれました。
包丁で切る作業はとても人気です。担当を決めて交代で切っていきます。
包丁を持つときは、ちゃんとした姿勢で。
上級生が、そえる”猫の手”を教えてくれました。
すぐにこの状態
かまどにマッチで火をつけます。これがないと始まりません。
焼きおにぎりにしたい人は、持ってきたおにぎりを網にのせて。
火の番を担当中。様子を見て、火が弱くなると薪を足していきます。
切りたいのか、食べたいのか、それとも両方なのか?
おみそ汁を待っている間に、春野のキュウリがどんどん切られていきます。
いい感じで、できあがってきました。
全員で「いただきます!」と手を合わせ、待ちに待ったお昼ごはんです。
自分の切った野菜を食べていきます。
「おいしい!」と、みんなそれぞれ何度もおかわりに行っていました。
お昼ごはんが終わると、さっそく二人が何かを探しています。
「見つけたーっ!」
探していたのは、イタドリでした。
口の中に広がるイタドリの酸っぱさと、”かくとう”しています。
午前から2人でしていた料理屋さんは
こんな料理をつくってくれました!
今年2月に参加者のお父さんたちが作ってくれたピザ窯は、
今日は焼きいも窯として登場!
自分のお芋を選んで、ぬれた新聞紙でくるんでアルミホイルで巻きます。
そして自分で窯入れ。
見つけてあったドングリの木の落ち葉を集めて、窯に入れ、火力を強めて待つこと15分。
焼きあがりました!
割ってみると、真黄色なお芋からホクホク湯気が立ってきました。
みんなで、「いただきます!」
食べていると頭上からひらひらと、桜の花びらがお芋の上に。
風と桜がプレゼントしてくれた、今日だけのスペシャルトッピングメニューになりました。
この日の活動は、これでおしまいです。
また、あそびましょう!