6/17 森のがっこう開放日 活動報告

こんにちは
森のがっこう事務局のスタッフ「のざき」です。
17日の森のがっこうの様子をお伝えします。

こどもだけでやってみよう

先週から活動をこどもたちに任せることにしましたので、
のざきは上から見守っていました。

森のがっこうの活動としてスタッフからは、
・はじまりの話し合い
・昼食づくり
・片づけ
・終わりの話し合い
は、必ず行ってほしいというお願いをこどもたちにしています。

なので、集合してから活動場所に移動してからは
大人はできるだけ、何も言わないようにと上から眺めていました。
「何時ぐらいに始まるのかな」とじっくり待つつもりでいたのですが、
思いのほか、こどもたちが自主的に集まり、話し合いを始めました。

毎週参加するメンバーが集まって行う「森のがっこう」です。50名ほどが集まっていますので、
小学校のクラスだと2クラス分の人数です。しかも、学年はバラバラ。
大人でもまとめるのは難しいのですが、こどもたちが協力し合って、活動してもらおうというのがこの活動。
先週は初めてで、なかなか難しい場面もあった様子でしたが、写真のように自然と集まり始め、
集まらないこどもたちには、彼らで声を掛けあう姿が見受けられました。


調理も協力しあいながら、始まりましたし、

火おこしも協力しあって、

炎が自分たちでつけられるようになりました。

最初はお味噌汁だけを作ろうとしていましたが、

追加で野菜炒めをつくるようにもなり、

合間にそれぞれが楽しく遊んでみたり、

木に登ってみたり、

ネットで遊んでみたり

畑の様子を観察したりと、ちょっとした間にこどもたちは成長するもんだなぁと感じました。

楽しみ方も幅があり、のざきと他愛のない話を延々としてみるこどもたちもいて、彼らなりの楽しみ方を見つけるのも「森のがっこう」活動の特徴だと改めて感じさせていただきました。こどもたちに感謝です。

何よりも、自分たちで考えて準備や片づけに取り組んだり、

手が必要と考えたところで、大人に助けを求めたり。

大人の視点から見てみると、まだまだ「もっとできるんじゃないか」と感じてしまうかもしれません。ごはんができるまでに時間が掛かりすぎたことや、味噌汁に味噌をいれずの状態でほったらかしになっていたとか、指摘すればキリがありません。一週間に一度だけ出会う小学生たちが、先週はだいぶ遅れてしまったのを省みて、ちゃんと活動してほぼ時間通りに終わったことは、やっぱり褒めてあげたいなとスタッフ一同強く感じた一日でした。

最後に、みんなでゴミ拾いもしてくれたのですが、開放日で初めて来たこどもたちも自然と一緒に行っていました。開放日に参加してくれたみなさんも、ありがとうございました。