3/18 活動報告
森のがっこう事務局の「のざき(のり)」です。3月18日に今年度最後の日常活動を行いましたので、その報告です。
いつも通りだけど、少しずつ成長している子どもたち
保護者の方も可能な方には参加してもらい、今年度最後の活動を行いました。
ですが、いつも通りの子どもたち。
ご飯を羽釜で炊くのも子どもたちが中心で。
焦げたご飯ではなく、おいしそうなご飯を炊けるようになりました。
いろりを自分たちで作ってみて、お湯を沸かせるところまで到達できました。
スタッフも子どもたちと協力してホイル焼きを。
もちろん洗い物も。(なかなか作業が始まりませんが、気長に待っていればなんとなく始まるものです。)大人側が少し気長に待てば、彼らは少しずつ成長していきます。大人の考えるペースでは変化しないので、もどかしいかもしれませんが、できないものをアレコレ言っても急には変わりませんので、そこは少し我慢して、やり始めたときにほめていただければ、彼らはちょっとずつ取り組み始めるんだと、1年間の活動を通じて感じています。
大人と混ざってドッヂボールしたり
年齢を分け隔てなく縄跳びしたり、自由に遊んでいる彼らは本当に楽しそうにしています。週に1度でも、月に1度でも、子どもたちがのびのびできる時間は大切です。
遊びがあるから、聞くときはちゃんと聞けるので。
発表している相手の方を自然と向くようになるんです。
活動時に流したスライドショー(音楽は著作権の関係によりカットしています)
「森のがっこう」でいいなぁと感じたこと
「いろんな学校の友達ができた」と発表してくれた彼。
1月にポスターを作ってほしいとお願いした時、「みんな友だち」というタイトルを提案してくれていました。それだけ彼にとっていろんな学校の友だちが作れたことが印象的だったのかなと。活動をした後、スタッフの振り返りをしていたときに改めて考えさせられました。きっと参加していた子どもたちの数だけ、感じるものがあったのかなと思っています。
4月からも森のがっこうは続きます。来れなくなる子どもたちもいるかもしれません。1年参加を続けてきたミルクものりさんも4月からはなかなか参加できなくなります。でも、ここで体験したことはずーっと大切にみんなの中に続いていくので、何かの時に思い出してもらいたいなと心から願っています。最後に森のがっこうに参加している子がスタッフに伝えた心に残る一言を紹介します。昨日の活動を見て、子どもたちの発表を聞いて、本当にそうなんだろうなとのりさんは確信しています。
「ぼくの知っていることは、森のがっこうで全部教わったよ」