3/26-29 台湾交流体験 活動報告

こんにちは。
森のがっこう事務局のなんばです。
大変遅くなりましたが、昨年度3月26日~29日まで台湾台北市に行ってきました。
4日間のことを報告いたします。

今回の体験は、台北市の青少年育成に関わる方とのご縁から、台北市龍安小学校様にご協力いただき、授業参加&交流、ホームステイ受入れなどを経験させていただきました。

参加者は、2年生~5年生までの6人。海外に行ったことある子もそうでない子もいました。

交流体験に先立ち、森のがっこうでは、事前の4カ月間「事前勉強会」を毎週1回開催し、中国語の先生をお招きし、中国語講座、海外渡航について、また現地での催し物の準備を行いました。

 

そんな中、スタッフも子どもワクワク、でもちょっと不安も抱えながら当日を迎えました。
(パスポートは絶対忘れないように、と何度も言いました。)

1日目~ドキドキの出国と歓迎~

1日目は、集合後、飛行機の出る「高松空港」までバスで移動です。
着いてから、搭乗手続き、出国審査を済ませ、いよいよ飛行機へ搭乗です。

さて、ついてから、「入国審査」です。自分でカードを書いて、一人で審査を受けます。少し顔は緊張気味。。

なんとか、無事みんな入国。

荷物を受け取ると、4日間通訳・ガイドをしてくれる李さんが出迎えてくれました。
その後、バスに乗り、宿泊先を目指します。

ホテル到着後、一息かと思いきや、早速3日目のよさこいの練習。元気です。

晩ごはんは、電車に乗って移動し贅沢にも本場の中華・台湾料理を堪能です。
日本からのお客さんとも仲良くなりました。

2日目~龍安小学校 訪問~

龍安小学校を訪問し、自己紹介を一人ずつしました。
なんとか、事前勉強会の甲斐あって、全員名前や年齢をいうことができました。
とても緊張している様子もあって、大丈夫かなとも思いましたが堂々と言えたと思います。

その後はそれぞれの学年の授業に入りました。

こちらは、2年生。日本語も中国語もできる子がついてくれ子どもたちは一安心だったようです。

こちらは、4年生。英語の授業では、日本のことについて紹介もしました。
音楽では、日本とリズムの表現が同じところがあり、こどもたちはそういった発見に喜んでいました。

こちらは5年生。ポーランド人の先生が英語の授業をしていました。
さまざまなスタイルで授業が行われていて、スタッフの私たちも刺激を受けました。

途中ではなんと、いきなり、避難訓練。子どもたちも言葉はわかりませんが、何とか周りの状況をみながら行動しました。

給食を食べてから、午後は台北市内を散策。
事前勉強会では、博物館、台北101、夜市を巡るという計画を立てていたので、その計画通り行きました。

 

夜は歩き疲れ、お風呂のあとはすぐに就寝しました。

3日目~よさこい披露とマラソン大会参加~

この日は校内の大きなイベントに参加。龍安小学校の児童やそれぞれ仮装したり、ユニフォームを着ていたり、なんだかとても賑やかな様子です。

全校児童は約1200人。この日は保護者の方や先生もほぼ全員が参加するイベント。
その目の前で子どもたちは、よさこい踊りを披露します。ステージ披露の順は最後だったようで、待つ間もそわそわしながら待ちました。

6人でしっかり堂々と踊ることができました。
その後は、もみのき幼稚園の子どもたちが折ってくれた折り紙、森のがっこうの子が折った鶴を龍安小学校の児童にプレゼント。大変喜んでくれました。

その後はすぐに会場を移動し、マラソン大会に参加。6人で力を合わせてバトンをつなぎます。
相手は6年生ばかりのチームですが、頑張ってほしいところです。

みんな精一杯走りました。子どもたちもお互いに応援したり励ましたりして、関わり合う場面もあり、一つの達成感のようなものを感じました。

少し休憩し、午後はいよいよ、ホームステイのご家庭へ。
職員室でお迎えを待ち、2人ずつ3家庭のみなさんにお世話になります。
さてどんな生活が待っているか、楽しみです。

 

行ってらっしゃい!!

4日目~いよいよ帰国~

朝、ホームステイから帰ってきた子どもたちと小学校で合流し、少し市内を散策した後、空港へ。

ホームステイでの生活を心配していたスタッフのことも忘れるくらい楽しんできたようで、寂しいような嬉しいようなそんな気持ちがしました。

 

 

ずっと通訳とガイドをしてくださった李さんともお別れし、出国審査を行い、飛行機にのり日本を目指します。

帰りは高松空港からバスに乗り、無事、高知まで帰ってきました。

 

4日間をふりかえって。

帰りのバスの中で以下3つの項目で「ふりかえり」を行いました。

①台湾の4日間で感じたこと、思ったこと、気付いたこと

②一番印象に残ったこと

③これから自分が取り組んでみたいこと

以下、それぞれ出てきたふりかえりの内容です。

①台湾の4日間で感じたこと、思ったこと、気付いたこと
・台湾の子は英語ペラペラですごかった。
・マラソン大会で6年生を抜かせた嬉しかった。
・授業の時、音楽の時間にドレミの表現が一緒だった。授業で映像を使っていた。
・先生がマイクを使い授業をしていた。
・ホームステイの家にたたみがあった。家族全員日本語話せた。
・また、一緒に、お寿司たべようと約束した。
・給食当番がいなかった。
・台湾の名前と英語の名前がある。

②一番印象に残ったこと
・言葉はわからなかったけど、2年7組と仲良くなれたこと。
・台北101の景色がすごかったこと。
・シャーロット(ホームステイ先の子)と仲良くなれたこと。
・ホームステイ先で遊んだこと。
・マラソン大会をみんなで頑張れたこと。

③これから自分が取り組んでみたいこと
・台湾のことについて図書館で調べてみる。
・英語と中国語の勉強がんばりたい。
・ホームステイできたので、もっといろんなことにチャレンジしたい。

 

最後に

おそらくここに出てきていない「学び」もたくさんあったでしょうし、まだ気づいていないけれど、後から自分のものになることもたくさんあるのではないかと思います。今回の体験で見たり、聞いたり、感じたことは子どもたちの今後の生活や人生にとってとても大きな経験となるのはないかと感じています。これからもずっと共に、こどもたちと関わり続けながら、同時に大人であるスタッフも学び、成長できたらと思っています。

*今後も台湾の龍安小学校様とは交流を続けていきましょう、というお話をしています。
森のがっこうの皆様にもご協力いただくことが今後も増えるかもしれませんがよろしくお願いします。