4/16 森のがっこう 報告
こんにちは
「森のがっこう」担当の”にお”です 。
平成27年度申込者最後の「森のがっこう」の報告です。
この日は13名が参加、さあ「こうの森農園」へ出発です。
途中で、良心市を発見!
「この大根、買うーー!」
地元でとれた新鮮な大根と新たまねぎを手に入れました。
計200円。
今日のおみそ汁の具、決定です。
いつもの道に、先週はなかった”鯉のぼり&フラフ”が、風に吹かれていました。
恒例の足どめ。草むらの中には、いろいろな生きものがいます。
農園に上がる近道の急坂も、
登れなければ、自分で歩ける道を、探せばいいんです。
まずリュックを、ロープと木でつくった荷物かけにかけて、
ハンモックで一息つき、何をして遊ぶか話し合い。
結局、警察と泥棒に分かれる鬼ごっこ”ケイドロ”をすることに。
スタッフも、つい、仲間に入ってしまいました。
結果、写真は捕まった泥棒たちが牢屋で助けを待つ、この一枚のみです。
”ケイドロ”の横で、ただひたすらヨモギをつぶしている2人組が、
自慢のヨモギ汁を見せてくれました。
「これだけ取るのに、どれだけのヨモギが必要なのか」、
一生けんめい語ってくれました。
そんなことをしている間に、お昼のおみそ汁を作りはじめる時間に…。
誰が”おくど”に火を入れられるか、1人に1本だけマッチを渡されて、
競争です。
火も無事につき、”おくど”チームは順調です。
こちらは、”野菜切り”チーム。
良心市で買った大根を、ほっぺにあてて「ひんやり気持ちいい!」、
とずっと手放さなかった子も、とうとうお別れの時です。
「僕が切る!」と、最後までお付き合いします。
涙が出ないよう、玉ねぎじゃなくニンジンを選んだのに、
目の前に置かれた玉ねぎで涙が出てきました。
兄弟と一緒に参加した新一年生たちも、自分たちで、
ていねいに切っていきます。
おみそ汁は、今回もいい感じ。
みんなでおいしくいただきます。
何度もお替わりをして、お鍋は空っぽになりました。
お皿代わりにツワブキの葉を使ったり、
ご飯が終わったら、すぐに遊び始めます。
帰る前に、火の後しまつ!
火はきれいで、とても役に立つものですが、
使い方をちょっとでも間違えると大変なことになります。
子どもたちだけでマッチは使わないよう、話もちゃんとしておきます。
一日のふりかえりをする「おわりの会」。
帰り道も相変わらず、みんなで草むらに入り、帽子で虫を追いかけます。
まったく虫を取れなかった子が、
「もう、ぼくは一生、虫が取れんがやーっ!」、
と泣きながら叫びました。
「そんなことないって!」
「一生のうちに、ぜったい、取れるって!」
「大丈夫!」
同じ7才の子たちが、真剣になぐさめていました。
大きいイタドリ、あった!
ゆっくりゆっくり、歩いて帰ります。
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この日の活動は、これでおしまいです。
また、あそびましょう。