教育方針


学習の主役は子ども
子どもには自ら学び、育つ力が備わっています。本学の教育方針の根幹は、子どもが自ら学び、育つ力 を信じ、その力の発揮を全面的に支援することにあります。
つまり、個性と多様性が大切にされ、自己決定が尊重され、自らやりたこと決め、実践することができる環境を整えていきます。
大人は子どもの伴走者
子どもと関わる大人は先生ではなく、子どもと共に育ち合い、伴走者として子どもの傍に在る存在として共に信頼し合える教育を目指します。
めざす学校の姿
前述した森のようちえん活動とは自然体験活動を基軸とした子育て・保育、乳児・幼少期教育の総称です。森のようちえん活動の理念のもと、子ども達は自然体験を通して感性を高め、五感を研ぎ澄ましていくことを重視し、自主性や協働性を重んじた教育を受けます。
学び方に関しても体験することを大切にし、自分の心の中や、他者との関わりの中から様々な気付きや知識を得ます。しかし、小学校では逆転してしまい、大人によってまとめられた教材から効率よく知識を学ぶパターンが多いように感じます。
「とさ自由学校」では、人間本来が持っている自分自身で学び育っていく 力を信じ、子ども達一人ひとりが主役となる学校を創っていきます。子ども達が心からやりたいと思うことに自由にチャレンジでき、徹底してやり抜くことができる環境を整えることで、子どもが自ら学び、育っていく環境を保障していきます。
高知県の豊かな川・森・海を学びの場として、友人や地域の方、自然に対して愛情をもって接し、感謝の念を有することで、相手に対する気持ちや、事物への想像力、共感性を育んでいきます。
自然での体験活動を礎 とした実践学習のもと、子ども達の健やかな育ちを支援していく学校を目指します。
理事長あいさつ



20世紀は、「知識」と「技術」の時代だったといえます。
そうした社会では、知識が重要視され、その知識を正確に理解し、その知識をルールに則って活用できることが大切とされ、指示に従順に従い、行動できる人材が求められてきました。
しかし、これからの21世紀の社会は、「心」の時代であると言えます。知識を知恵に変え、新たな物事を自ら創り出し、自分自身の「心」にある思いを他者に伝え、主体的に協働することのできる人材が求められているのではないでしょうか。
つまり、主体的に学び、他者との心の通った対話を通じて、共に価値を創り出すことのできる人材を育てていくことが大切になるのだといえます。
今、私たちが暮らしている社会は、変化の非常に激しい時代だといえます。
さらにこれからの時代は、これまで以上に国際化、情報化が急速に進み、これまでの知識やルール、常識では、よりよい社会を創り上げていくことは難しいものになると予想されます。
私たちの小学校では、こうした社会的背景のもとで、自分で考え、主体的に行動し、他者と協調しながら豊かな新しい社会を切り拓いていくことのできる子どもを育てたいと考えています。
「とさ自由学校」では、人間本来が持っている自分自身で学び育っていく力を信じ、子どもたち一人ひとりが主役となる学校を創っていきます。
子どもたちが心からやりたいと思うことに自由にチャレンジでき、徹底してやり抜くことができる環境を整えることで、子ども自身が自ら学び、育っていく環境を保障していきます。
この学校は、体験活動を重視していきます。
体験活動を通じて、自分自身で物事を決め、責任をもって行動していくことのできる主体性のある子どもを育てたいと考えています。
また本学では、他者の気持ちや意見に共感し、協調できる子どもを育てていきます。
一人ひとりの違いが認められつつも、自分一人だけでなく、他者とともに生きていく力を身に付けることで、多様性のある社会を担う子どもが育ち、自然の中で豊かな五感を養い、想像力や自然を尊重できる子どもを育てていきます。
高知県の豊かな川・森・海を学びの場として、友人や地域の方、自然に対して愛情をもって接し、感謝の念を有することで、相手の気持ちや、事物への想像力、共感性を育んでいきます。自然での体験活動を礎とした実践学習のもと、子どもたちの健やかな育ちを支援していく学校を目指します。
本学では、小学校のみならず、保護者、地域も一緒になった大きな学びの場として、子どもたちの育ちを支援していく学校を目指していきます。学校内での学びだけでなく、地域の大人が持っている知恵や技術を学び、いつも子どもたちを見守っている保護者の方の愛情を受け取り、子どもたちが豊かにのびのびと育っていける「地域の学校」として、地域や社会全体で子どもたちの育ちを支援していくという使命を大切にしていきます。
学校法人 日吉学園
理事長 内田泰史